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WordPress

WordPress

長い事、やろうやろうと思っていたotomサイトのWordPress化がようやく完成しました。
と、云っても正確にはotomサイト内にWordPressを使ったブログページを組み込んだと云った方が正しいかと思われます。
内容としては、今まで外部で公開していた、dark side of otom のブログからの大々的な引っ越しなだけなのですが、移行作業がなかなかスムーズでなく、大分苦労しました。 多くの方が静的なページ込みのウェブサイトをWordPressを使用して構築している訳ですが、個人的な感想としてはWordPress内に静的ページを組み込むと云うよりは、ウェブサイトの一部として動的なページ(ブログ)を組み込んだ方が、ずっと楽な感じがしました。
もちろん、更新頻度の多いページの方が多い場合などはWordPress内で構築した方が良いかと思いますが、otomサイトの様にスカスカで文章の少ない静的ページが大半を占めているサイトに関しては、タグの手打ちになれていると余計に手間がかかる気がしたので、一つ下のディレクトリで展開した方がいろいろと便宜的と思い、最終的にブログページを分離させる事にしました。

しかし、一言に更新が楽ちんなCMSと云えどもサイト構築経験の浅い人にとってはかなり大変なんじゃないかとおもわれます。
ちょっとしたところを英語表記にしたいってだけで、コアファイルをいじらなきゃいけなかったり、オリジナルのデザインを組むって事になると、かなりPHPやらの知識が要求されるので、WordPressでサイト構築の際はケースによって判断するべきだと痛感。
今回は、なるべく動作が不安定になるのを避けたいって事もあり、ちょっとした箇所でプラグインを使ったりしたくなかった為、色々といじったのですが、多くの人がブログに入れたいと思っている機能がデフォルトでなくプラグインって補わなくてはいけないのも、発展途上って事で仕方のない事なのでしょうか?
しかし、まぁWeb屋のはしくれとして泣き事を言っても仕方のない事なので、如何に使いやすくできるかを追求する必要は否めないのでありますが。

そんな訳で、晴れてotomサイトに加わったブログページのURLは以下
http://www.otom.co.uk/blog/

RSSの配信も始めたので、共にブックマークして貰えたら嬉しいです。

で、Mac贔屓な私な為、iPhoneユーザー用のプラグインを導入しました。 WPtouchと云うかなり優れもののプラグインで、iPhoneに最適化して表示してくれます。
うーん、素晴らしい。

Posted by otom * comments(24) * trackbacks(0)

Tortoise Japan Tour 2010

トータスの来日に行ってきました。


今回はラフォーレミュージアム六本木って事で、
ほとんど降りた記憶がない神谷町へ。
このへん一帯がそうだと思うのですが、随分ハイソ感じで。
別次元の風景を眺めつつ、小腹が空いたのでライブ会場を通り過ぎて
雨の中をうろうろと六本木一丁目駅の方まで行く。
都会とは思えんくらいの森々具合が5月の雨と相まって心地よい。
お上りさんよろしく、iPhoneでバシバシ写真をとってミラクルな
写真が撮れたので、以下


雨の日にコンバースは危険って事で、滑った瞬間の貴重な写真です。


乱視にはキツい画像もついでに。

六本木一丁目駅前のPAULとやらで小腹を満たした後に会場へ。
人は結構入っていたのではないかと思われます。
19時ちょい過ぎより、スタート。
出入りするお客が嫌なので、PAの左側へ陣取る。と云うかライブ
見る時は大体ここです。
なのに、結局はひっきりなしに前の方から行ったり来たりしている
人にガンガンぶつかられてぐったりな上、斜め前のやや年のいったカップル
がべちゃべちゃ喋るは、やたら横に揺れて視界に入ってくるわで、苛々するので、
結局ちょっと移動する。
なんのかんのありつつも、演奏は初っぱなから最高である。近年見たライブの
中でも上位である。世の中にテクニシャンは多けれど、それだけでは駄目なのよん
と思い知らされる楽曲を、こんな完璧かつ、ライブしているのを見せつけられたら、
凄いの一言しかでません。
曲目は"Beacons Of Ancestorship"、"It's All Around You"、"Standards"あたりから
中心にやっていた様です。
個人的には"Gamera"とか"TNT"とかも聴きたかったですが、
それでも至極の2時間弱でした。

お腹一杯で、雨の中来て良かったなぁと思いつつ、とぼとぼ駅の方へ
歩いていると、なんだかモヤモヤと綺麗な東京タワーだったので、ついでに。
完全にお上りさんですね。


そんな今日この頃。




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paintdot

最近、jitterであれこれお勉強中。
音声に反応するpaintdotなパッチを作ってみました。
動作はいまいちな感じですが、とりあえず上げてみる。
ブラーエフェクトをQuickTimeのものを使っているのですが、
どーにも効きがいまいちなので、ちゃんと効くブラーのパッチが
欲しい。

jit.lcdの背景色をリアルタイムに変えたかったのだけれども、
messageのbrgbで背景色指定まではできたのだが、どーにも
動かせない。ので、それはまた後日。

meaningless chatter




そんな今日この頃。
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たまにはギターでも

すっかり演奏しなくなった日々ですが、
一年に数回、ギターを無性に弾きまくりたい時があります。
しかしながら、普段弾いてないといざって時はまったく指が動かないもんです。
やっぱり慣らしとかないと駄目ですねぇ。

で、蔵出しの曲を上げてみたりします。
普段、otom名義で細々と活動しているのですが、なんとなくasmって云う
別名義を使い分けていたりします。
これは去年の5月くらいにasm用の曲として書いたものですが、
当時はこんな感じにペケペケ弾いてみたかったのだと思います。

You Go Away

Everyday

暇つぶしに聴いてみて下さい。
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Max/MSPな日々 (曲ネタ)

そんな場合じゃないんですが、最近は頑張ってMax/MSPのお勉強してます。
段々と狙った音が出せる様になってきて楽しくなってきてます。
Max5からPluggoが使えないって事で最初はプラグイン使えないで
音作りどーすんじゃ?って感じだったのですが、チュートリアルをちゃんと
やれば普通のエフェクターくらいは作れる様になれそうなので、プラグイン
使って楽するよりは、エフェクターの構造を理解できると思ってやるしかない。
と云うか、そのくらいできなきゃMax/MSPを使う意味がないのでしょーね、多分。

で、Max/MSP始めてからひたすらサンプル鳴らした時にでるクリック・ノイズに
悩まされ続けてきた訳ですが、なんとか解決できそうで一安心。

とりあえず、曲ネタ。


ギター弾きつつ、歌ってるのをリアルタイムで加工してます。
原型はとどめてません。
波形の加算合成を覚えてきたので、楽しくてしょーがないです。
ギターらしさがないとお叱りを受けそうですが、これはこれって事で。

そんな今日この頃。

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william kentridgeと青空文庫

先日の事ですが、東京国立近代美術館にて開催されていた

ウィリアム・ケントリッジ
歩きながら歴史を考えるそしてドローイングは動き始めた……


を見に行ってきました。
木炭とパステルで描いたドローイングから生み出されるアニメーションが
非常に味わい深く、アナログならではの良さを堪能しました。
かなり気の遠くなる様な作業だと思うのですが、1コマごとに
書きなおされていく過程に残る跡がなんとも不安定で心地よい。

日本で初の展覧会らしいのですが、映像作品をすべて見ると約2時間と云う、
やや無茶ぶりな展示。
どーせならフィルムセンターかなんかでゆっくり見たかった気もするのだ。
自分が悪いのですが、行った時間が15時過ぎだったのでかなり慌ただしい
結果となり、いささか残念ではある。

それにしてもいつも美術館に行く時は予備知識なしでふらっと行く感じなのですが、
やっぱり色々と頭に入れておいた方が何かと楽しめるのであろうかと。
今回にしてみれば、アパルトヘイトの歴史問題なんか理解していると
更にエンジョイできた気がするのだ。
それからゴーゴリの『鼻』を題材にしたのとかもあり、読んでないので、
半減でした。

と、云う事で早速読んでみました。ゴーゴリ。『外套』と併せて。
ドストエフスキーは大好きなのですが、ゴーゴリはなかなか読む気が起きずに
ずーっときていたのですが、ようやくです。
しかし、ある日、起きたら鼻がなくなっているってどんな感じなのでしょーね。

で、最近また読書熱が再発しているのですが、時代はiPadの時代です。
iPad出たら多分、買っちゃうかと思うのですが、最近の読書はもっぱら
iPhoneです。
我ながら未来系な生活送っております。


iPhoneのアプリで豊平文庫と云う青空文庫リーダーのアプリがあるのですが、
これを入手した途端、読書の未来が見えました。
確かにiPhoneやらで本を入手して読むって事が、かつてのiTunesの如く
あたりまえになる日もそう遠くなさそうです。
なにしろ、出不精のなまけものなので、寝ながら本をチョイスして、そのまま
読めるとあれば、これ以上ないくらいの贅沢です。
何を言っている、本は紙で読むのが良いのだとお叱りを受けそうですが、
要は場合に応じてって事で。本でなきゃ駄目な時もあるし、電子書籍の方が
ベターな場合もあるって事なのでしょうね。CDとiTunesみたいに。
Googleでも書籍内容を検索できる様になるならいと色々あるみたいですが、
ユーザーの立場からすれば大歓迎です。書き手には色々あるのでしょうけども。
しかし、青空文庫はすばらしいですね。パブリック・ドメインものだけとは
云え、結構な量なので、この先ずっとお世話になりそうです。
編集、校正を行っている方々、頑張って下さい。
しかし素晴らしいとは云え、これをブラウザで読む気はしないだけに
iPhoneとの組み合わせが最強な気がします。

そんな今日この頃。


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Olafur Eliassonと金沢21世紀美術館

 いやはや、実に去年のサマソニ以来のブログです。
夏以降なんだかやたらと忙しくなって息つく暇もないと思っていたら、
年明けから急に暇ができたので、晴れて念願のオラファー・エリアソン展を
見に行くべく金沢へと行ってきました。


数年前に原美術館で見て以来の日の浅いファンなのですが、かなり好きです。
金沢21世紀美術館での今回の展示は原美術館の時にもあった
"Room for one colour"のでかいバージョン(白黒になっちゃうやつ)を始め、
なんとも魅力的な展示が多数。
なかでもやっぱり圧巻だったのは、チラシにもなっている
"Your atmospheric colour atlas"と云う作品。
各色のライトが霧の充満された部屋に発せられ、なんともサイケな空間に。
もともと、モヤーっとしたジャケが好きだったりするのですが、現実空間に
再現してしまうあたりに脱帽を通り越して脱毛の域です。
見せて魅せると云う高度なアイデアを見せつけられました。
金沢21世紀美術館には始めて訪れたのですが、ここの建物自体が大変に魅力的で
オラファー・エリアソンの作品とも見事な調和がなされていた気がします。
結局、3日間の金沢滞在の内に2回訪れました。
ついでに金沢21世紀美術館のレアンドロのプールも体験。
おおーって感じです、晴れてれば尚、良かった気がする。



それにしても、初金沢、初北陸だったのですが、久々の旅行と云う事もあり、
観光地の情緒を大いに味わうつもりだったのが、イオンはあるし、ヤマダ電機もあるし、
ツタヤにすき家と勝ち組企業が目についてやや辟易気味ではあったものの、
兼六園あたりはさすがに良い雰囲気でそれなりに堪能しました。
残念な事にずっと悪天候に悩まされつつの旅行で、金沢城はとんでもない強風の為、
途中で断念。
終始、風が強かった気がするのですが、あのあたりだと普通の事なんでしょうか?
関東の風の感じと違う何を感じました(気のせいな気もするけれども)。
なんだかんだで一通り観光名所はできたので満足ではある。



そして完全なるリサーチ不足で、食事には大変困った。
ココイチとかに入れば良いのでしょうが、せっかく来ているって事でそうも行かず、
あれこれと歩き回り、なんとか海の幸とハントンライスは頂きました。
あまりの店のなさにハントンライスって地元の人間は食べるのと云う疑惑を
抱きつつ、やっとの事で食べられたのは銀座ライオンでした。

身分が身分なもので、豪勢な旅行と云う訳ではない割には楽しんだ旅でした。
この次はただ温泉に入るだけの旅に出たいと思う今日この頃。


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Summer Sonic '09


今年もサマソニの季節がやってきました。
早いものでもう10周年だそうです。
こんなに近くでやっているのに実はサマソニに行った事がないのですが、
今年は相方さんのお陰で初参戦です。
毎年タダソニはしてますが。

と、行っても毎年思うのですが、いまいち行く気が起きないのは
うまく観たいのが重ならなかったりって事で、初参戦の今年も行くのは
3日目だけ。

1日目はタダソニしましょうって事で、Tahiti 80お目当てで夕方頃に
ビーチステージに行く。
Tahiti 80が始まるまで浜辺でぼんやりしていたのだが、
夕方なのに東の空が明くるくて、西の空はどんよりと暗い。雲の流れも
異常に早い。最近出不精だったので、急になんだか広い場所に出てきたので、
単なる海の風景にひそかに感動する。


Tahiti 80まであと30分くらいのところで、東京の方の空で雷が始まり、
しばらくするととんでもない大雨に見舞われる。海の強風で持参した傘も
あっけなく壊れる。
ここがタダソニのつらいところ、お金払っている皆さんは室内に避難するべく
移動していたが、我々はそんな訳にもいかないので、最初は木陰で粘っていたが、
しまいにはバケツをひっくり返した様な雨と激しい雷とで、公園内の遊具にて
雨宿りするも、根負けしてタクシーで帰る。
残念と思っていたら、普通にTahiti 80は中止になっていたらしい。

2日目は興味ないので、お金払っての初入場は3日目となる。
何と云ってもThe Vaselines、Teenage Fanclub、Sonic Youth、The Flaming Lips
と近年まれにみる豪華ラインナップが連なっていたのが嬉しい。

現地着はギリギリThe Vaselinesの始まる時間。
やっぱり"Son Of A Gun"から。久々のライブで10代の頃みたいにワクワクしました。
終始、ダラッとした感じで非常に好感である。途中"Molly's Lips"でティーンエイジの
ノーマンが登場してパフパフしていたのはなんとも微笑ましい。

続いてのTeenage Fanclubは何年か前に出た新譜の1曲目から。
いやはや初ティーンエイジです。見事なコーラスです。なんだか安心して聴けます。
過去のアルバムからまんべんなくやっていた印象です。
"Everything Flows"と"The Concept"の時はかなり感動する。
欲を言えば"Is This Music?"と"What You Do To Me"も聴きたかった。

どーでもいーけど、サマソニの休憩時間って短くないですか? フジは1時間くらい
あった気がするのだが、飯食うのにもはじっこのソニックステージから真ん中
あたりまで行かなきゃなので、混雑の中、行って帰ってくるだけで30分過ぎちゃうので、
結局、夜までご飯はお預け。こんな事情があるとアーティストが重なるのも少々困り
ものなのかもしれない。

そしてSonic Youth。なんと云うか貫禄ですね。出てくるだけで大物感たっぷりです。
結構新譜を中心にやってた模様。あんまり深く聞き込んでいなかったので、わからん曲も
多かったけれども、やはりかっちょいい。"Hey Joni"聴けたのは嬉しかった。
"Teen Age Riot"も聴きたかったぞ。

さてさてトリのThe Flaming Lipsです。そこまで期待していなかったのですが、
セッティングの時間にぼーっと眺めているとなにやら楽しそーな感じに組み上がって行く。
始まる前からウェインが出てきて会場は大盛り上がり。おまけに地震も発生。
PA横にいたので倒れてきやしないかといささか心配する。
巨大な半円のスクリーンに映し出されたオ○コから登場したThe Flaming Lipsの面々に
大盛り上がり、そして"Race For The Prize"から。ザザザーっと鳥肌立ちました。
大量の風船も圧巻でした。10年くらいにリキッドかどこかで観た時も
ステージパフォーマンスすげーと思ってたのにかなりパワーアップしてました。
曲目はやっぱり最近めのが多かった様。ヨシミのアルバム以降あんまり真面目に
聴いていなかったのだけれども新譜の曲も良い。
YouTubeでどっかの国でやった"Yoshimi Battles The Pink Robots"は大合唱だったのだが、
さすがにここは日本です。盛り上げ隊長ウェインの奮闘もむなしく皆さん聴き惚れてました。何年か前のフジのNew Orderみたいに日本語ヴァージョンにしなかっただけ良かった。
いやー、しかし"Do You Realize??"ってこんな良い曲だったか。
予想以上に大満足なライブだった。


最後は帰宅者達の大きい流れに逆らってリバーサイドガーデンへ。
みんなビヨンセ終わって帰っちゃったのか、人もパラパラである。点在するロウソクに
照らされた広場はここだけフジロックみたいな雰囲気である。
よーやく落ち着いた感じで一段落。
本日の最後の最後、パスカルズのライブはなにげに一番良かった気もするくらい。
疲れたところにかなり心地よかった。

で、帰りは徒歩にて1時間くらいかけて大久保へ。さすがに疲れた。
サマソニもまた行くのも良いと思えた。
相方さんには本当に感謝感謝です。

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新・習劇 第15回 『映写と云う仕事』

 新・習劇 第15回 『映写と云う仕事』
「銀紙通りますー」

映写と云う仕事がある。その名の通り、映画を映す仕事の事である。
今でこそ、機械が全自動になってしまった事もあり、映写の人間の地位は下がる一方だが、
昔は花形の職業だったそうな。
全自動になったとは云え、フィルムの扱い一つとってもセンスがいるし、ある程度、機械の
事も分かっていなければならないので、昔ほどではないが専門職である筈なのだ。
その辺りが、劇場関係者でも分からない人は多い。

20代の大半を劇場にて勤務していたが、先の事を考えると不安で仕方なかったので、
職種を思いきって変えた訳ではあるが、実際のところは未だに映写を続けている。
劇場で働いていないのに、どう云う事かと云うと、当然の如く世の中で映画を映す仕事は
映画館だけではない。
試写会や、イベントなどで映写をする出張映写と云う仕事があるのだ。
自分が主にやっているのは都内某所で度々行われる試写会の映写である。

劇場の映写と出張映写の最も大きな違いはひとえに映写の仕方である。
と、かなり漠然とした言い回しだが、確かにその通りである。
通常の映画のフィルムは2時間の映画で大体、7〜8巻くらいで配給から届く。
劇場は、その7〜8巻を全部繋げたり、ハコによっては2台の映写機で映写する為に
予告+3巻、4巻みたいに2本にまとめたりする。
こっちの映写機から向こうの映写機へ切り替えたりするのに、映写されているフィルムの
所定の位置に貼られた銀紙をセンサーが読み取り、別の映写機が自動でスタートしバシャっと切り替わるのだ。
この銀紙と云うのは色んなところで応用されるもんで、しかるべき位置に貼り、センサーに
読み込ませる事で映写を開始したり、終わらせたり、音声を変えたり、レンズを変えたり、
タイマーと連動したりと云った事が自動でできる。かなり大雑把な説明だけれども。
大体の劇場はこんな感じで自動で映写している。極論を言えば正常に作動していれば一日寝てても自動でスケジュールをこなしてくれるのだ。
この辺りが映写の人間を軽視する一番の理由な気がするが、実際問題として慣れない売店の
子にプリントが切れて映写機が止まった、とか、突然音が出なくなったと云う時に対処できるかは疑問である。もちろん映写の人間でも完璧にトラブルを処理できる訳でもないけれど。
とこんな感じで最近の劇場は運営されている...と思う。

で、出張映写の話。現在、某団体に所属し、試写会の映写の仕事をWeb制作の合間を縫って
行っている。
この出張映写と云うのはその日限りなので、劇場と異なり、繋げたりする事がないのだ。
つまり、7〜8巻のものを2台の映写機で交互に映して行く。
とにかく失敗が許されないのだ。全部繋げてしまえば、フィルムが切れたりする事のない
限り安心なのだが、試写会の場合はそうは行かない。今日使ったプリントが明日は別のところへ、なんて感じなので、いちいち繋げてられないって事で、要するに"玉掛け"している訳である。

現在、主に行っているところでは、一応、万が一の事態に備えて巻終わりに銀紙を貼っている。
大体、2人1組で映写する訳だが、そこで切り替わる際に相方さんに声を掛ける訳である。
「銀紙通りますー」
とりあえずは銀紙を貼っているので、自動で映写機が動き出す訳だが、もし動かない場合は
即座に映写機をスタートさせる。つまり、銀紙が通るのを気にしつつ、画面上のポイント(巻末に
右上に出てくる黒丸や白丸の印)に合わせて映写機を動かす。
このタイミングが遅れたりすると、今映っている方のテイル(絵が消えてしまっている部分)が
スクリーンに映ってしまったりと、大変みっともない事になる。
このくらいでは配給さんからそんなに怒られる事もないであろうが、映写機を止めちゃったりしたら最悪である。損害賠償やら何やら大変な事になるのだ。
運が良い事に、自分はいままでに大きなミスはないのだが、中にはフィルムを表裏逆に掛けちゃったりなんだかんだしている人もいる様である。そう云う話を聞く度に気をつけようと思うのだ。

ちなみに以前、S○○Yの試写室なんかでやらせて貰っていた時には、銀紙を貼る事もなく
完全に手動であった。ポイントを見逃したら最後、大失態である。
最初はドキドキものであったが、慣れてくると銀紙を気にしなくて良いし、何より最初に
貼る作業がないので総体的に楽である。
手動でやっていると映写してるなぁと云う気分にもなるのだが、最近はS○○Yの仕事も
回ってこないので残念ではある。

そんなかんなで、意外とプレッシャーのある映写の仕事。
この仕事で食べて行ける時代でもないので、いつまで続けるかは分からないが、
やっぱり好きな仕事ではある。やれるだけやりたいものである。


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App Store 浸け

iPhoneのAppで"Vint Shift"と云う無料のアプリがある。
写真家の本城直季さんの風景をあたかもミニュチュアの如く撮った写真みたいに
撮れてしまうと云う優れものである。
で、実際に試してみた。


当然の事ながらミニュチュアみたいに撮りたい訳なので、高いところから撮らないと駄目
なようなので、津田沼のモリシアのレストラン街の階まで上って行く。
それにしても、相変わらず閑散としている。かつてYMOがPVを撮影した場所とは思えない。
津田沼の一等地にこんな良い物件を転がしておくとは。相方さんがシネコンでも入れたら
良いのにと言っていた。シネコン否定派ではあるが、確かにその通りである。

さてさて、より高いところから撮ってみたところ、先の写真よりグッとそれらしいのが
撮れた。いやー、面白い。



そのうち、森ビルの屋上とか窓のないところで撮影したい。
それにしても皆さん色んなアプリを作るものである。凄いです。

ついでに今日の帰り道、湿気のせいか月がぼやーっとしていて綺麗だったので、
ついでに。


そんな今日この頃。
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